2005年 11月 20日
光と陰の世界『ロッテライニガー』はきれいなだけじゃない!!
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今日は『ロッテライニガーの世界』を見に行ってきました。
ドイツの影絵アニメーション作家ロッテライニガーの作品3本だてです。
第1話『パパゲーノ』、第2話『カルメン』、第3話『アクメッド王子の冒険』
いやいやいや〜。
いろんな意味でおもしろかったです。
切り絵がアニメになっているので、光と陰の世界です。
無声映画なので音楽で展開が表現されています。
『パパゲーノ』と『カルメン』はそれぞれ10分くらいの短編。
10分の中に光と影と音楽のみでストーリーが展開していきます。
カルメンが男の衣装を盗み、それを質屋に売り、ドレスを買い変身していくシーンは
あっという間で、展開の表現の巧みさにひきこまれました。
『アクメッド王子の冒険』
はすごかった。(ある意味)
冒険の中美しい姫に恋をし、幾多の困難を乗り越え、結ばれるというストーリーの、
その幾多の困難の展開の多彩なこと!
というか、最後の方なんか、ストーリーがしつこすぎて笑えるんです!
最後の方、『姫の国に入るにはアラジンの魔法のランプがひつようだ』なんて
かなり唐突に魔法のランプというnewアイテムが登場してきたり、
アラジンってだれ?って思ってたら、
『私がアラジンです。』って都合良くあらわれるし!
どう考えても助かりようがないところで
『私はあなたの見方!』なんて魔女が助けてくれたり 。。。
最後の3分の1は「またかよ!」「きいてないよ!」「どっからきたんだよ!」
なんて心の中でつっこみまくって
きわめつけは最後のクライマックス!
魔法の国になぜか王子の城が飛んで迎えにきて、城ごと自分の国に帰っていくんです!
「お〜い!城ごとかよ〜!」
スケールでかいのもほどほどにしてくれ〜(心の中で大爆笑)!
いや〜。かなり笑えました。
やりたいこと全部やってくれちゃった感じで(笑)
一緒に観たBUCCHIちゃんも心のなかでかなり笑いをこらえていたようで、
映画館でてから思う存分2人して声出して笑っちゃいました。
こーゆーとき、友達と観にいくと嬉しいよね。
でも!
ストーリーぬきにしては、かなりきれいです!!!!
お姫様の衣装といい、場面展開、など。
ほんとに。
一見の価値あり!
恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館にて。
12月16日までやっています。
by fumifumi218
| 2005-11-20 01:18
| Movie